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怖いものはコワい!

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もうひと月経ってしまったけれど、初夏のシエスタの町を歩いてきた。

日本は周りを海に囲まれてるから、外国へ出かけるとなると否が応でも飛行機を使うことになる。
船もあるにはあるけれど、クルーズ船は日程や寄港地が決まっているから、「足」としては使えない。
クルマにバス、鉄道に飛行機、さらにはヨットなど、その選択肢が多いヨーロッパとは違って、日本はある意味独特だ。

で、その飛行機だけど…
どうもこのところ、年を追うごとに苦手になってきた。
少しでも揺れると、怖くて怖くて仕方がない。

ヨーロッパ線のような長距離フライトでは気流の悪いところを何箇所も通過するから、その都度それなりに揺れるもの。
以前は気に留めることもなく、スヤスヤと雲の上でのシエスタを楽しんでいたけれど、それも今は昔。
もうすっかり、そんな余裕は無くなってしまった。

羽田を飛び立って間もなく、機体が激しく揺れ始めた。
出発前に気象概況図を見ていたので、そうなることは覚悟していたのだけれど...
それでもやっぱり、怖いものはどうしたってコワい!。

韓国の海岸線が見えてきた頃、揺れはやっと収まってきた。
...と思ったのも束の間、それから幾度となく強いタービュランスに巻き込まれた。
その度に、まるでロデオの牛の背のように、酷く揺さぶられることに...。

ルート上、ネパールやイランの山岳地帯を通過するので、どうしても揺れるということは知っていたけれど...。
「この路線、いつもこんなに揺れるんですか?」
シートベルトサインが消えた隙にトイレに立った時、CAさんにそう尋ねてみた。

「そ、そうですね...
でも、今日はいつもより長いかも
キャ〰〰〰〰〰〰〰〰〰ッ!!!


そんなCAさんも浮き足立つような状況が経由地のドバイまで延々11時間も続き、アテネに着いた時にはもうグッタリ。
そこからさらに目的地のシエスタの町への国内線。
着陸前に真っ黒な雨雲に突っ込んで、トドメの一撃...。

酔い止め薬は飲んでいたから、そんな荒れたフライトでも気分が悪くなることはなかったけれど...
ずっと力が入っていたから全身ガチガチに凝り固まって、握りしめた掌は汗だらけ。
これで学生時代はCAを目指していたんだから、我ながら笑ってしまう。

不合格でヨカッタ、ヨカッタ♪。

Photo:
飛行機が頭の上をかすめて降りてくる
とあるシエスタの町の空港
飛行機マニアにはとても有名だそう


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「ねこ専 浅草 2016」に出展します(詳しくはコチラ
2015年7月16日(土)・17日(日)
11:00〜17:00
東京都立産業貿易センター台東館・6階
東京都台東区花川戸2-6-5
入場無料




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