食後のデザート

「あれ?、こんなの頼んでないんですけど?」
初めてギリシャに行かれた方は、きっと戸惑われたことだろう。
タヴェルナで食事をして会計待ちのとき
覚えのないデザートがテーブルに運ばれてくることがある。
でも、心配は要らない。
以前、旧ブログにポストをあげたけれど...(→コチラ)
ギリシャにはフィロクセニアというおもてなしの精神が浸透していて、これもそのひとつの形というわけ。
伝統的なお菓子やケーキなどのスイーツが多いけれど
フルーツやヨーグルト(美味!)だったり、ウゾやラキなどのお酒だったり...
お店によっていろいろだ。
これらは普通、会計をお願いしたウエイターが、明細書を持ってきてくれる時にサーブされる。
もちろんサービスだから、料金の請求はされない。
明細書をよく確かめて、もし万が一請求されているならば、注文していない旨を毅然と伝えよう。
会計を頼んでも、明細が出てくるまで、日本のようにすぐにとはいかない。
なにしろ、元々ゆったりとした気質の国だし、それが田舎や島ならなおさらだ。
デザートの準備もあることだし、そんなリズムに慣れていない日本人にはじれったく感じるかもしれない。
そんなスローなスタイルが普通だから、本当に急いでいる時は予めそれを伝えておいたほうがいい。
さもないと、デザートを食べ損ねた挙げ句、バスや船にも乗り損ねてしまうかも。
そもそも、デザートをサービスするのは「まあまあ、せっかくなんだから、そう焦らずゆっくりしていってよ♪」という心遣いなのだから。
それにしても...
こうしたサービスがあるにもかかわらず...
メニューにもしっかりとデザートが並んでいるけれど...
ケーキを頼んだあとにケーキが出てきたりすると困るなぁ...。
Photo:
どういうワケなのか...
地中海地方のデザートは凄く甘い!
そしてギリシャのは歯が浮くくらいに甘いっ!!


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